文部科学省が昨年夏ごろに公表した「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」では、SNSや動画視聴を行う時間が長いほど、各教科の平均正答率が低くなる傾向が出たそうです。「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」は全国の小6と中3が受験するテストです。
スマホの利用時間が長いほど教科ごとの正答率が低くなったそうです。
重要なことなのでもう一度言います。
スマホの利用時間が長いほど教科ごとの正答率が低くなったそうです。
とくに算数・数学でスマホの使用時間によって成績に大きく開きが出たとのことでした。
スマホが悪いとか、そういう簡単なことを言うつもりは一切ありません。
上手に時間管理をして休憩時間にスマホを利用することで息抜きにもなるし、学習中に分からないことがあれば調べることもすぐにできるし、本当に便利なツールです。
しかし、勉強中にずっと机の上にスマホをそばに置いて勉強していては、スマホが気になって勉強に集中できなかったり、誘惑に負けてとりあえず「5分だけ」が30分になり1時間になります。このパターンがほとんどです。中学校で担任をしていた時に、家庭訪問や三者懇談などでスマホの使い方についてお話を伺っていましたが、総じて言えるのは
成績上位のご家庭ほどスマホの使い方にルールを設けておられました。
「本人に任せている」というのは本当に紙一重の結果をもたらしかねません。
少なくとも使い方について話をきちんとしているご家庭ほど良好な家族関係と学習成果を維持されている印象を教員時代に受けました。
文部科学省としてもデータを出していることから、スマホの長時間利用と学力については我々大人も真剣に向き合う必要があると思います。
「テスト期間中はスマホを使う時間」を家族で決めておく、「〇〇ができたらスマホを〇分使ってもいい」といったルールを作ることも重要です。またそのルールが形骸化(形だけ作って実際には全然守れない)してしまっては意味がありません。実現可能なルールを作って成績を上げるための学習環境を整えましょう。
当塾では学習方法の相談をはじめ、学習計画についてもしっかり入り込んで指導させていただきます。せっかく塾に通うのであれば、あとで振り返ったときに成長したといえる時間を過ごしませんか。
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